2014年のミス慶應 角谷暁子の現在
出典:慶應塾生新聞
名前:角谷 暁子 (かどや あきこ)
出身地:東京都
生年月日:1994年7月30日
所属学部:文学部
2014年のミス慶應に輝いたのはテレビ東京のアナウンサーとして活躍中の角谷暁子さん!
角谷暁子さんはミス慶應になる前からキャンペーンガールやモデルとして活動していたので、他の候補者と比べてもステージ度胸や場慣れ感が抜きんでた存在でした。
文学部では「メディア・コミュニケーション研究所」に在籍してメディア関係の勉強をしており、進むべき道に向けてステップアップをしている印象を受けました。
また、在学中に日本取引所グループのかぶオプ・アンバサダーに就任していました。
このアンバサダー就任が進路に影響を与えたのかは分かりませんが、テレビ東京は経済や株・為替を多く取り扱っているので良い経験になったのは間違いなさそうです。
2017年4月3日にテレビ東京へ入社していますが、なんと入社から5日目にして情報番組「7スタライブ」の金曜日キャスターに抜擢される破格の扱いを受けました。
現在は経済番組だけでなくバラエティーや情報番組にも出演していました。
様々な番組に出演しているものの、視聴エリアが全国区では無いので知名度はNHKやフジテレビなどのテレビ局と比べると少しばかり劣っているかも知れません。
ただ、今後はネット配信や視聴アプリの普及で挽回できる余地は大きいと思います。
2015年のミス慶應 小川真実子の現在
名前:小川 真実子 (おがわ まみこ)
出身地:神奈川県
生年月日:1993年4月15日
所属学部:経済学部
2015年のミス慶應に輝いたのは当時、経済学部の4年生だった小川真実子さんです!
ミスコンに応募した動機は大学生活で「これに打ち込んだ!」と言うものが特に無かった事と、自分に自信を付けたいと言う理由が大きかったそうです。
大学生活の多くは勉強とスタバでのバイトの日々だったそうです(笑)
実はアナウンサー志望でアナウンス・スクールにも通っていたそうですが、20局近く受けて内定が出なかったので夢を諦めて一般企業に就職したそうです。
そんな中、ネットシネマ「Lucy’s Trick」に出演した際のメイキング動画がありました!
それにしても、どうしてアナウンサーになれなかったのか逆に不思議な気がしますね。
大学卒業後の小川真実子さんは2016年4月に総合商社「丸紅」へ入社して現在に至ります。
2016年 広告学研究会の解散により開催なし
2016年のミス慶應コンテストは主催団体「広告学研究会」が不祥事によって大学からの命令で解散し、長く続いて来た三田祭のミスコン大会は終焉を迎えました。
前回の不祥事(2009年)は駅構内を全裸で走り回ったことでしたが、今回は2016年9月2日に宿泊先で行った懇親会で複数の未成年者に飲酒をさせたことが原因でした。
2012年と2013年にも慶應大学の学生が急性アルコール中毒で亡くなる事故が起きており、大学側はサークル活動内での飲酒について厳格な姿勢を取るようになりました。
広告学研究会だけでなく、複数のサークルが活動休止や解散命令を受けていました。
2017年のミス慶應は公認団体のKJ「旧・慶應ジャーナル」が主催&開催にしています。
2017年のミス慶應 岩崎果歩の現在
https://www.instagram.com/p/BcOdJNxlpRx/
名前:岩崎 果歩 (いわさき かほ)
出身地:東京都
生年月日:1997年8月6日
所属学部:文学部
2017年のミス慶應に輝いたのは元アイドルで現在は女子大生キャスターの岩崎果歩さん!
図らずも公認団体最後のミス慶應となった岩崎果歩さんですが、12歳の時に原宿で買い物中にスカウトされて芸能界デビューし、2017年3月31日に所属事務所を退所しています。
グラビアやCM、NHK・Eテレの「Rの法則」などにも出演していました。
約8年間続けた芸能活動を辞めた理由は「壁」という一種の限界を感じたことだそうです。
今はアナウンサーを目指してアナウンス・スクールに通ったり、ネット放送局「AbemaTV」内の”Abema News”の大学生キャスターとして活動しています。
岩崎果歩さんが念願のアナウンサーになることが出来たのか気になるところですが、今のところ大手テレビ局からの内定情報などは確認できていません。
ただ、テレビ局だけでなくフリーアナウンサーとして事務所に所属する可能性もあります。
慶應ミスコンの分裂騒動
本稿では大学公認団体が主催した大会で選ばれたミス慶應を取り上げましたが、現在も非公認団体がミスコン大会を開催してグランプリを選出しているそうです。
本来は2018年も公認団体「KJ」が開催を予定していたのですが、別の学生団体が開催を決めると「KJ」は開催を断念して新しい団体に譲る形になりました。
2019年になると別の団体が開催を宣言するなど混沌とした状況になり、SNS上での衝突だけでなく些細な表現を巡って弁護士を立てて協議する泥仕合になりました。
- ミス慶應コンテスト実行委員会 2018年~
- ミス慶應コンテスト運営委員会 2019年
運営委員会の方はクラウドファンディングで資金集めに走った事が批判を集め、さらに運営メンバーによる候補者へのセクハラが報じられて現在は活動をしていません。
実行委員会の方は2018年に小田 安珠(おだ あんじゅ)さん、2019年に村中 暖奈(むらなか はるな)さんを選出していますが、以前ほど注目を集めることは無くなりました。
また、小田安珠さんは2020年度「ミス日本」のグランプリに選出されましたが、それを報じた大手メディアの記事の中に「ミス慶應2018」の文字はありませんでした。
この点からも、不祥事などが「ミス慶應」の名に少なからぬ傷を付けた感は否めません。
ミス慶應のまとめ
今回は慶應大学の学際「三田祭」で開催されるミス慶應コンテストについて見てきました。
歴代グランプリの半数近くがテレビ局のアナウンサーやフリーアナウンサーになっており、巷で言われている「女子アナの登竜門」という表現は間違っていませんでした。
グランプリ以外のファイナリストにも多数のアナウンサーがいました。
一方、主催者の不祥事によってブランドに傷が付き、今は非公認団体が細々と続けています。
最近はミスコンだけでなく元アイドルがアナウンサーへ転身したり、元・女流棋士の竹俣紅さんがフジテレビから内定をもらったとのニュースも流れていました。
つまり、ミス〇〇だからアナウンサーになりやすいとは言えなくなったのでしょうね。