平成の間も名作と言われる映画がたくさん生まれ、多くの人々に心に響き愛されました。
邦画・洋画・アニメなど親しまれる作品が多く誕生したのは文化的な豊かさといえます。
今回は平成の間に上映され、社会にインパクトやブームを起こした作品を紹介します!
第10位 日本沈没 (平成18年)
第10位は2006年7月15日に東宝から公開された「日本沈没」を選びました!
今作は1973年(昭和48年)に公開された「日本沈没」を現代風にリメイクした作品で、現代の世相やCGをふんだんに使った内容でダイナミックさとリアル感をパワーアップさせました。
TBSが中心となって製作費も約20億が投じられたパニック大作として知られています。
興行収入は53億円を超えましたが、5年後に「東日本大震災」が発生し放送が難しくなりました。
作品的にも完成度は高く、人間観や世界観などが多くの人の心に残りました。
第9位 君の名は。 (平成28年)
第9位は2016年8月26日に東宝から公開されたアニメ作品「 君の名は。」を選びました!
内容自体は特に目新しいものでは無いオーソドックスな作品でしたが、メディアのプロモーション活動が功を奏して平成を代表するヒットアニメ作品になりました。
作品だけでなく RADWIMPSが歌った「前前前世」も主題歌として大ヒットしました。
また、日本国内だけでなくアジアやヨーロッパなど世界各地で公開されています。
第8位 ロード・オブ・ザ・リング (平成14年~)
第8位は2002年3月2日に公開された大作「 ロード・オブ・ザ・リング三部作」を選びました!
アクションや単純な冒険とは一味違うファンタジー系の大作として注目を集め、邦画では描けない様な壮大なストーリーが高く評価された名作と言って良いと思います。
三部作全てがヒットし、熱心なファンは原作の「指輪物語」を購入して読んだそうです。
どちらかと言えば少しダークな場面や表現が多かったのも日本でヒットした要因かも知れませんね。
第7位 踊る大捜査線 THE MOVIEシリーズ (平成10年~)
第7位は1998年10月31日に東宝から公開された「 踊る大捜査線 THE MOVIEシリーズ」です。
人気テレビドラマだった「踊る大捜査線」を映画化したシリーズですが、テレビシリーズでストーリーの大筋を描き切った事もあり、映画版はかなり変わったテイストになっています。
作中の「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」など名言が生まれ、今でもBGMがメディアで使われるなど人気を誇り、この作品に憧れて警察官になった人もいるとか。
この作品で有名になって他のテレビ番組に出演する事になった俳優さんも多いですね。
第6位 パイレーツ・オブ・カリビアン (平成15年~)
第6位は2003年8月2日にディズニーから公開された「 パイレーツ・オブ・カリビアン」です。
作品内容からすると「ディズニー」っぽくない感じがしますが、歴としたディズニー作品のひとつなので「ディズニーランド」のアトラクションとしても使用されています。
この作品でジョニー・デップさんは世界的なスターへ駆け上りましたが、過去に「海賊物」の作品がヒットした事が無かったらしく、関係者としても意外な結果だったそうです。
日本で大ヒットした要因は漫画・ONE PIECEで「海賊」に対する興味や関心の下地があったとも言え、ある意味でお互いの存在が相乗効果となったのかも知れませんね。
作品のBGMはテレビだけでなく運動会やイベントなどで使用されるほど定着しています。
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