「ひだまりの詩」で大ヒットしたル・クプル
ル・クプルとは、フランス語でカップルの意味です。夫婦なども表すようなのですが、ボーカルの藤田恵美とギターの藤田隆二のユニットでした。
1993年にライブでスカウトされてデビューしたルクプルの二人ですが、大ヒット曲になった「ひだまりの詩」は5枚目のシングル。
それまではヒット曲に恵まれず、4枚のシングルでオリコンチャートにランクインした曲はありません。
その後の「sofa」というシングルはオリコン24位、
その次の「もしもあなたと暮らせたら」はオリコン48位
8枚目以降は再びオリコンチャートにランクインすることなく、2001年のシングルを最後に2005年に活動休止を発表しました。
大ヒット曲「ひだまりの詩」はカラオケでも現在も歌われるほどの名曲ですが、ルクプルのリリースしたほかの曲を知っている人はあまり多くありません。
2007年に離婚。事実上の解散
2005年に活動休止を発表していましたが、2007年に事実上の解散をすることになりました。
というのも藤田恵美と藤田隆二の二人が離婚してしまったからです。
2人で作ったラブソングなども、カップルや結婚式を挙げる夫婦からは「縁起が悪い歌」として認知されるようになり、結婚式などのイベントでは歌われなくなるようになり始めます。
ちなみに、ルクプルの二人の間には子供はいなかったそうです。
2015年に10年ぶりのステージ!
現在よりも少し遡りますが、2015年に二人でテレビ出演を果たしています。
爆報フライデーという番組でルクプルが離婚状態にあるのにもかかわらず二人で出演したのです。
もちろん、大ヒット曲の「ひだまりの詩」を熱唱。
紅白歌合戦にも出演した藤田恵美の歌唱力は健在でした。
あまり藤田隆二と目を合わせない感じが印象的でしたが、離婚しているのでそりゃそうですね。
ちなみに、テレビ出演後のツイッターもハッシュタグがルクプルで並んでいました。
それほどの知名度を誇っているユニットです。
ルクプルの現在
もちろん、離婚してしまっているので、それぞれ別々に活動しています。
2人とも音楽活動を行っているようです。
藤田恵美の現在
ルクプルの解散後(離婚後は)ソロで精力的に活動しています。
シングルも2015年まで結構な数を出していて、大ヒットには恵まれていませんが、綺麗な声をしているので一定のファンもいます。
2010年には「藤田恵美・ルクプル」としてルクプル時代の曲をアルバムにしているし、稲垣潤一のアルバムに参加して1曲収録するなど、第一線で活躍している印象です。
2016年もアルバムを出していて、今後もボーカリストとして活躍していくと思われます。
公式サイトやブログなどもあるので、気になる方は藤田恵美をチェックしてみてくださいね。
藤田隆二の現在
ルクプルの解散後は、エーミュージックという事務所を立ち上げています。
現在、たくさんのミュージシャンが在籍していて、かなり軌道に乗っているようです。
西麻布に事務所があるほどなので、大手っぽい感じはしますよね。
藤田隆二自身のテレビ出演なども告知しているので、本人も事務所のタレントミュージシャンとして活躍しています。
エーミュージックでは女優など、芸能人のオーディションなども行っていますので、レコード会社というよりも芸能事務所という感じです。
ルクプルの二人は、現在も大活躍していて安心しました。
一発屋と揶揄されることもありますが、一発売れるのがどれだけ大変か・・・
それでその知名度を活かして現在も大活躍しているのなら、大成功って感じです。
もちろん、そもそもそれだけの実力と努力がルクプルの二人にはあったのかと思います。