児童福祉運動家・教育評論家の水谷修
横浜市出身の水谷修。
山形県の南陽市で幼少時代に過ごしたこともありますが、横浜の高校を出ていて上智大学に進学。
卒業後は高校教師を務めて、その後は教育者として子供たちの非行を指導する運動家になりました。
たくさんの子供たちを指導していくにあたり、児童福祉運動家として活躍し、教育評論家に。
ちなみに、これまで5,000人を超える子どもたちと向き合ってきました。
夜回り先生と呼ばれて
水谷先生が夜回り先生と呼ばれるようになったのは、渋谷や横浜などの繁華街を中心に非行している少年少女を探し回っていたことからでした。
教育者という立場で夜な夜なパトロールをしていましたが、これはもちろん無給。
時にはたてつく子供もいたり、夜回り先生なら別に怖くないと軽く見られたり、それは本当に大変な仕事だったと思います。
テレビ番組で頻繁に夜回り先生を取り上げるようになりました。
そこで水谷修の名前が全国的に有名になり始め、全国から夜回り先生の指導を求めて非行に走る子供の親から問い合わせが殺到し始めました。
夜回り先生、ガンを患う
無理な活動が体に負担をかけていたのか、、、
2013年、夜回り先生は胃がんを患ってしまいます。
当時のテレビでも一部、水谷修氏がガンというニュースが流れましたが、教育界の中でも偉人なだけにかなりの人が心配したはずです。
自身のブログで癌の摘出手術が成功したことと、その時予定していた講演が延期になったことなどを発表。
相変わらず現在も痩せていますが、再発しないでほしいですね。
2015年、ペスタロッチー教育賞を受賞
水谷先生は2015年、ペスタロッチー教育賞を受賞しました。
ペスタロッチー教育賞とは、1992年に設立された賞で、これまで黒柳徹子やアグネスチャンなど、教育に関して大きく貢献した人物に贈られる栄誉ある賞です。
水谷修もこの賞を夜回り先生としての活動に、講演活動や教育学者としての活動などが認められ、受賞しました。
ちなみに、受賞する前年の2014年、水谷先生は同じ受賞者の黒柳徹子の番組「徹子の部屋」に出演しています。
現在の夜回り先生こと水谷修
現在の夜回り先生はTBSの「白熱ライブ ビビット」という番組など、いくつかのテレビ番組にコメンテーターとして出ています。
テレビ出演が身近な情報ではありますが、そのほかにも講演活動は頻繁に行っているし、2016年は出ていませんが出版もこれまでも多く出しています。
さらに花園大学の客員教授、水谷先生の出身校でもある上智大学の非常勤講師など、大学の教授としても活躍!
さらにさらに、水谷青少年問題研究所という非行する青少年の問題を研究する組織を自身で設立していて、そこの所長まで務めています。
がんに侵されてしまっても、非行少年少女に笑われても、子供たちの未来を正しい方向に導く真の教育者として、これからも水谷先生には頑張ってほしいですね。
*水谷先生の情報はブログやSNSで本人公式のものがあるのでご確認できます。