猪瀬直樹、元東京都知事の現在

猪瀬直樹はもともと作家さん

1964年、長野県出身の猪瀬直樹ですが、

大学までは県内で過ごしました。

 

大学卒業後に、出版社に就職。

すぐに結婚もして、そのまま明治大学の大学院に通います。

日本の政治思想を研究した後は、

ビルの清掃員などの仕事をして

そこから作家活動を本格開始。

大宅壮一ノンフィクション賞や、文藝春秋読者賞などを受賞しました。

 

作家活動で生活も安定し、

名前も売れ始めたころ、政治の世界に踏み込みます。

 

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2000年前半から政界に

2001年、小泉内閣の行革断行評議会に参画。

翌年には道路関係四公団民営化推進委員会の委員になります。

この頃から行政と深くかかわっていき、

東大の大学院人文社会系の研究科客員教授を9年間務めたり、

東京工業大学でも教授を数年務めました。

 

そして、2007年には石原慎太郎知事の時代に副知事になります。

石原慎太郎元知事も作家出身者ですが、さらにその前の

青山幸男元知事も作家であり、

2012年に猪瀬知事が誕生すると3人連続で

作家出身の知事が誕生しました。

 

 

猪瀬直樹、過去最多得票で知事に就任

東京都知事選は国政に影響も与えるほど

注目され、激戦必須です。

そこで433万票以上も獲得して猪瀬直樹は当選。

この得票数は過去の都知事選でも最多で、

ダントツのトップ当選でした。

 

 

東京オリンピック招致を成功

猪瀬直樹の最大の功績と言えば

やはり東京オリンピック招致ではないでしょうか。

瀧川クリステルの「お・も・て・な・し」が注目されましたが、

猪瀬直樹知事と日本オリンピック委員会の竹田会長、

石原慎太郎の3人が中心となって成功させました。

 

2013年にアルゼンチンで行われたIOC総会で

イスタンブールとマドリードを抑えて選出されましたが、

日本中が歓喜に湧きましたね。

 

しかし、その舞台裏では猪瀬直樹にとって非常に残念なことが。

2013年9月に総会があったのですが、その約2か月前の7月に

奥さんが他界してしまっているのです。

 

そういう逆境も乗り越えて掴んだ功績は

いろんなドラマがあったことでしょう。

 

 

徳洲会グループからの資金提供問題

都知事選ともなると、ポスターや選挙スタッフ、

選挙事務所運営などものすごい費用がかかります。

猪瀬直樹は徳洲会の徳田虎雄氏に

「余ったら返すから1億円を工面してほしい」

との連絡を入れ、徳田毅衆議院議員を通じて

足がつかないようにキャッシュで5000万円を手渡し…

 

借用書も交わしたが、この件で略式起訴されることになりました。

徳洲会グループは東京都に多くの施設を所有しており、

そこには7億円以上の補助金が支払われていた事などから、

その見返りでは?

との考え方が強かったせいでした。

 

ただ、猪瀬知事は「誤解を招く5000万円を借りなければ・・・」

と言っているので、これにより1年間の都知事が

終わってしまったことを悔いています。

 

選挙に不慣れな結果が招いたのですが、

実績も十分な猪瀬知事だっただけに

こんなことで都知事を辞めることなったのは残念でしたね。

 

 

都知事を辞めてからの猪瀬直樹

知事を辞めた猪瀬直樹は

1年近く、メルマガの発行しかしていませんでした。

2014年には

「さよならと言ってなかった わが愛 わが罪」

という著書を発刊。

執筆活動を再開し始めました。

そして2015年にも河出書房新社から1冊、

さらに共同執筆で1冊、著書を発刊しています。

 

なお、都知事を引退してからは

「二度と政治家にはならない」

と発言していることが話題になりました。

 

 

現在の猪瀬直樹は?

現在も執筆活動をつづけながら、

いろんな講演などを行っています。

本人の公式ツイッターによると、

シンポジウムや番組でのディベート、

コメンテーターの仕事など、

幅広い知識と経験を活かした活動で忙しそうですね。

 

 

女優・虻川有紀さんとの交際報道

週刊新潮のスクープで女優で画家の虻川有紀さんとの交際が明らかになりました。

週末婚という形で、土日に会っているスタイルですが、

猪瀬直樹は奥様に先立たれているので

浮気ではありません。

お相手の虻川さんも2年前に離婚が成立していたため、

独身同士の交際です。

 

今後も仕事と恋愛を両立して

また表舞台で輝いてほしいですね。