つんくさんと言えばアーティストやプロデューサーとして音楽界に大きな足跡を残しています。
2014年に喉頭がんを告白し、手術で声帯を摘出して声を失ったことでも話題になっていました。
今回はつんくさんのプロフィールや現在、ハロプロとの関りについても見ていこうと思います!
※アイキャッチはORICON NEWSより引用しました。
つんくのプロフィール
本名:寺田 光男 (てらだ みつお)
身長:175cm
出身地:大阪府東大阪市
生年月日:1968年10月29日
所属事務所:TNX
つんくさんは1988年12月に近畿大学の学生(はたけ、たいせー、しゅう)にまことさんを加えた5人で「シャ乱Q」を結成し、大阪を中心にバンド活動をスタートさせていました。
1991年のNHK「第2回・BSヤングバトル」でグランプリを獲得して注目を集め、1992年7月に「アップフロントエージェンシー」よりメジャーデビューを果たしました。
メジャーデビューを巡って芸能事務所同士で争奪戦になったと言われていますが、アップフロントエージェンシーに決まったのは結果的に大成功だったと言えますよね。
低迷が続いたものの、1994年発売の「シングルベッド」と1995年に発売した「ズルい女」で大ブレイクし、つんくさんたちのトーク力も話題を呼んで不動の人気を獲得しました。
自分を含め今のアラフォー世代なら多くの人が知っていると言っても過言ではない名曲ですが、当時はちょっと大人っぽい曲でマセた子供たちが良く聞いていました(笑)
2000年12月に「休憩」と表現して活動を無期限休止しましたが、現在も解散はしていません。
嫁は元モデルの出光加奈子で子供は3人
出典:FNN PRIME
つんくさんは2006年6月8日に婚姻届を提出して12歳年下の出光加奈子さんと入籍しました!
なんと博多華丸さんの紹介で2006年4月24日にお見合いをしていたらしく、年の差婚だけでなく1ヶ月半でゴールインするというスピード結婚でも大きな話題になりました。
2008年4月29日に双子(男の子と女の子の二卵性双生児)を、2011年3月16日に第三子となる女の子を授かっているので現在は三人の子供のパパという事になりますね!
喉頭癌(こうとうがん)で声を失う
2014年3月6日に喉頭癌と診断された事を発表し、10月に声帯を摘出する手術を受けました。
つんくさんは自身がプロデュースした母校・近畿大学の入学式(2015年4月4日)に出席し、病状や声帯を摘出した経緯について文字でコメントをしていました。
コメントの中には「一番大事にしていた声を捨てた」とありましたが、歌手にとって最も大切な声を捨てる決断をしたつんくさんの心中は察するに余りあるものがあります。
声を失うことで音楽関係の仕事や立場を失ってしまうという不安もあったそうですが、この決断を出来た裏側には家族の存在があったのは間違いないと思われます。
つんくの現在(2019)
喉頭がんによって声帯を摘出したつんくさんですが、その後の活動が気になるところですよね。
長年勤めていた「ハロプロ」の総合プロデューサーを退任したことでも話題になりましたが、これは言葉や肩書のトリックと言える仕組みだった事が判明しました。
また、最近はハワイに移住していたなど気になる現在について見ていこうと思います!
ハロプロの「総合」プロデューサーは退任
つんくさんは2014年10月のモーニング娘。のニューヨーク公演「Morning Musume。’14 Live Concert in New York」をもって総合プロデューサーを退任していました。
ハロープロジェクトの総合プロデューサー退任については自ら申し出たワケではなく、体調を心配したアップフロントグループの会長から勧められたそうです。
治療に専念しなければならない事もあって退任を受け入れましたが、現在も音楽プロデューサーとしてモーニング娘。のほとんどの表題曲を作詞・作曲しています。
2019年6月12日に発売された“モー娘。”67枚目シングル「人生Blues/青春Night」もつんくさんが作詞・作曲しており、収録曲の全てをつんくさんが担当したのは65枚目ぶりです。
数は減りましたが、ハロプロのアンジュルムやJuice=Juiceなどにも楽曲提供を続けています。
現在はハワイへ移住
出典:FNN PRIME
現在のつんくさんは奥さんや子供と一緒にハワイへ移住しているそうです。
引っ越した理由については「クリエイティブなことをしたい」との思いがあったらしく、総合プロデューサーを退いたことで時間的な余裕が出来たのも大きいと思います。
環境的にも年間を通して温暖なハワイで過ごすというのは健康にも良いですよね。
ピーク時は年間100曲前後ほど作っていたそうですが、現在でも3~40曲を提供しているそうです。
また、つんくさんの子供たちは東京でインターナショナルスクールに通っていたらしく、ハワイへの移住は問題どころか教育面から見てもプラスになる方が多いと言えますね。
食道発声法で少しずつ声を取り戻す
つんくさんは声帯を摘出して声を失ってしまいましたが、現在は食道発声法のトレーニングをしており、少しずつ声が出るようになって会話も可能になりつつあるそうです。
食道発声法は「げっぷ」で音が出る原理を利用しているので習得には相当な練習が必要ですし、聞き取る側も慣れるまではスムーズにやり取りする事が難しいです。
しかし、練習を重ねる事で会話だけでなく歌を歌うことが出来るようになる例もあり、まだまだ長いつんくさんの人生においてプラスになる事は間違いありません。
いつの日か「歌手・つんく」としてステージに戻ってくる日も遠くないと信じたいですね!