「美人アスリート」として話題のウエイトリフティング(重量挙げ)選手の八木かなえさん。
可愛らしいルックスからは想像がつきませんが、自分の体重の何倍ものバーベルを挙げています。
そんな八木かなえさんについてまとめてみました。
八木かなえプロフィール
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八木かなえさんは、1992年7月16日生まれの26歳(2019年7月時点)で兵庫県神戸市出身。
学歴は、神戸市立押部谷中学校から、兵庫県立須磨友が丘高等学校卒業後、2011年金沢学院大学に進学、2015年に卒業しています。
5歳で器械体操を始め、中学時代には「全日本ジュニア選手権(2部)」の個人総合で7位に入賞するの実力者でした。
しかし、「10年で一区切り」と体操からの転向を考え、2008年、高校に入学したのを機にウエイトリフティング(重量挙げ)を始めました。
2008年、重量挙げに転向してからも瞬く間に頭角を表し、競技歴わずか8ヶ月で「アジアユース48kg級」で優勝。
翌2009年には「全国高校女子選手権53kg級」も制し、この年の「世界選手権48kg級」では日本代表にも抜擢され、日本高校新記録を出し、世界選手権10位の記録を残しています。
その後「全国高校女子選手権53kg級」では2010年〜2011年も優勝を果たし3連覇を果たしています。
大学進学後、初めての公式戦となった「全日本女子学生選手権53kg級」で大会新記録を樹立し、優勝。
さらに2012年「全日本選手権53kg級」で初優勝を果たし、ロンドンオリンピックの代表に選ばれています。
2015年からは綜合警備保障(ALSOK)に入社し、所属しています。
オリンピックの結果は?
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八木かなえさんは、初出場したロンドン五輪の「重量挙げ53kg級」では、12位という結果を納めています。
2016年のリオデジャネイロ五輪にも出場し、6位まで順位を上げています。
2020年の東京五輪は3度目の挑戦になります。
ウエイトリフティングは、バーベルを一気に頭上まで持ち上げる「スナッチ」と、いったん肩の位置でバーベルを止め、その後頭上まで持ち上げる「クリーン&ジャーク」という種目があります。
この2種目の合計重量で順位が決まるが、八木かなえさんのベスト記録はスナッチ86kg、クリーン&ジャーク112kgのトータル197kgで、小さな体で重いバーベルを一気に持ち上げる姿に引き込まれる人も多いです。
八木かなえさんは、テレビでコメントする姿は明るく爽やかで、バーベルを持ち上げたときの笑顔も非常に愛らしく、たびたび「美女アスリート」として取り上げられています。
器械体操がウエイトリフティングに生きている
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八木かなえさんは、身長152㎝と小柄で、重いバーベルを持ち上げるイメージとはギャップがあります。
器械体操を中学生までやっていたこともあり、強靭な下半身と柔軟性を鍛えられたことがウエイトリフティングに転向後に、好成績を上げている要因と言われています。
東京五輪でのメダルの可能性は?
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ウエイトリフティングが女子競技のひとつとして公認されるようになったのは、1983年。
4年後には、女子世界選手権が開催されたのを機に国際大会でも採用され、2000年シドニー五輪から正式採用になりました。
持ち上げるバーベルの重量は自己申告制ですが、バーベルの重量は相当なものなので、バランスを崩せば骨折などの大きなケガに繋がってしまいます。
強豪国は中国で、シドニー五輪から前回のリオデジャネイロ五輪まで、金メダルを欠かしたことはありません。
日本人選手だと、2012年のロンドン五輪で三宅宏実選手が、48kg級で日本人女子初の銀メダルを獲得。
4年後のリオ五輪でも銅メダルを獲得し、日本の女子ウエイトリフティングの可能性を広げました。
2020年8月に34歳になる三宅宏実選手は、5度目の五輪出場を狙うことを公言しており、注目されています。
53kg級の八木かなえさんも、実力をつけてきており、東京五輪の55kg級のメダル有力候補です。
リオ五輪で58kg級に出場した安藤美希子選手も注目で、練習拠点を韓国に移しを環境を一新。
2018年のアジア大会で銅メダルを獲得し、東京五輪では59kg級でのメダルが期待されています。
八木かなえに彼氏はいるの?
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「美人アスリート」として付き合い女性アスリートでも上位にランキングされている八木かなえさん。
以前出演したテレビ番組で「恋人は長い間いない」と発言していました。
現在は、東京五輪でのメダル獲得のために、練習に明け暮れて、それどころではなさそうです。
八木かなえの現在とこれからは?
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八木かなえさんは、所属会社であるALSOKのCMやテレビ番組にも出演していました。
現在は一時期ほどの露出はありませんが、定期的に出演しているようです。
また出場する階級での悩みもあり、八木かなえさんが主戦場にしている53㎏級は強豪が集まる激戦区。
減量は苦しく、ケガのリスクも伴います。
かと言って増量しても勝ちやすくなるのかどうかは不透明です。
ウエイトリフティングだとなじみがないかもしれませんので、ボクシングと同じように考えてもらえばいいかもしれません。
2階級、3階級制覇を目指す選手は増量して球を上げていくのがセオリーですよね。
ミドル級、ヘビー級にもなると近い級がないので、それが出来ないですが。
いずれにしても、八木かなえさんのこれからの活躍に期待しましょう。