「美しすぎるプロ野球」として話題になった加藤優さん。
容姿やスタイルが注目されがちですが、幼少期から野球をやってきた本格派です。
そんな加藤優さんについて、女子プロ野球も交えてまとめてみました。
幼いころから野球一筋だった!
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加藤優(かとうゆう)さんは、1995年5月15日生まれの24歳(2019年6月時点)で、出身地は、神奈川県秦野市。
少年野球チームの監督だった父親の影響で、5歳の時に野球を始めました。
小学校3年生からは捕手、5年生になると投手と捕手の両方をこなすようになります。
6年生の時には、秦野市少年野球チームの選抜メンバーに選ばれ、背番号3番で投手と捕手で出場しています。
中学生になると、二宮大磯リトルに入団し、全国大会に出場。
その後、秦野ボーイズに所属チームを移し、2年生の時に、関東ボーイズリーグの西武ドームで行われた開会式で、ベースランニング競争女子の部で、初代女王に輝いいています。
その夏、ボーイズリーグに所属する女子の選抜チームが組まれ、史上初のボーイズリーグ女子選抜、東西対抗戦が行わ、背番号10番で、1番レフトで出場し、リリーフで途中からマウンドにも上がりました。
初回に先頭打者ランニングホームランを放ち、優秀選手賞に選ばれています。
3年生の時には、男子に混ざり、報知オールスターの神奈川県西選抜にも選出されています。
高校入学後も野球を続ける
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高校入学後は、ソフトボール部に入り活躍しますが、野球を捨てきれず1年生の11月で退部。
その後、アサヒ産業の企業チーム「アサヒトラスト女子硬式野球部」に入団。
背番号10番で、高校3年生のとき、侍JAPAN女子代表のトライアウトに合格し、3回目の挑戦で初めて女子野球日本代表候補選手になりました。
しかし翌年5月、最終選考で落選。
この時フジテレビ系「ミライモンスター」で取り上げられ、話題にもなりました。
高校卒業後は選手だけでなく、介護の仕事をしながら野球を続けてきました。
女子プロ野球の道へ
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加藤優さんは、2015年9月に女子プロ野球の合同トライアウトのテストで合格し、埼玉アストライアに入団しました。(背番号は「9」)
※現在のポジションは外野手。
2016年4月9日の開幕戦でデビューを果たし、「美しすぎる女子プロ野球選手」として話題になりました。
同年5月15日には、史上初の男子プロ野球と女子プロ野球のスペシャルコラボマッチがほっともっとフィールド神戸で開催され 「オリックス・バファローズVS福岡ソフトバンクホークス」の試合で始球式を務めました。
これをきっかけに、オリックスファンになり、埼玉在住にもかかわらず関東の試合だけではなく、京セラドーム大阪や、ファームの舞洲サブ球場へ観戦に訪れるなど、「オリ姫(オリックスファンの女性の通称)」としても知られています。
女子プロ野球リーグとは?
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男子のプロ野球は皆さんご存知かとは思いますが、女子プロ野球はあまり知られてないので、ご紹介したいと思います。
女子プロ野球リーグを管轄する「日本女子プロ野球機構(通称:JWEL)」は、2009年8月17日に創立され、本部は京都府京都市にあります。
創立者の⻆谷 建耀知(かくたに けんいち)さんは、株式会社わかさ生活の代表取締役社長で、わかさ生活は日本女子プロ野球機構の株主でもあります。
わかさ生活は「ブルーベリーアイ」のCMがありますが、CMの声を務めているのは、「ドラゴンボールシリーズ」の孫悟空の声でお馴染みの野沢雅子さんです。
話を戻して、現在の女子プロ野球リーグの所属チームは4チームで、
- 京都フローラ(本拠地:京都府京都市、チームカラーは赤)
- 愛知ディーオネ(本拠地:愛知県一宮市、チームカラーは青)
- 埼玉アストライア(本拠地:埼玉県さいたま市、チームカラーは黄色)
- レイア(※育成球団、本拠地:京都府城陽市、チームカラーは緑)
現在は年間30試合(前期:14、後期:16)に分け、行われています。
埼玉アストライアの監督は、甲子園を沸かせた元プロ野球選手!
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女子プロ野球チームの監督・コーチには元プロ野球選手が起用され、加藤優さんが所属する埼玉アストライアの監督:辻内崇伸(つじうちたかのぶ)さん(※2018年オフに退団)も元プロ野球選手です。
辻内崇伸さんは、強豪:大阪桐蔭高校のエースで知られ、当時のチームメイトには同学年の平田良介選手(現:中日ドラゴンズ)、2学年下には中田翔選手(現:日本ハムファイターズ)がいました。
その他、大阪桐蔭高校出身の主な現役選手を上げてみると、中村剛也選手(西武)、浅村栄斗選手(楽天)、藤浪晋太郎選手(阪神)、森友哉選手(西武)、今年入団した藤原恭大選手(ロッテ)、根尾昂選手(中日)などがいます。
昔のPL学園と同じように、大阪桐蔭高校が今やプロ野球選手養成校になりつつありますね。
辻内崇伸さんは、最速156㎞の剛球左腕として注目され、2005年高校生ドラフト1巡目で読売ジャイアンツ入団しますが、ケガに悩まされ1軍登板がないまま2013年に戦力外通告を受けています。
その後、日本女子プロ野球機構から指導者としてのオファーを受け、株主であるわかさ生活の社員との「二足の草鞋」を履くことになりました。
しかし、2018年オフには監督を退団することが発表されています。
まとめ
加藤優さんは、「美しすぎるプロ野球」として容姿やスタイルが注目されがちですが、今のところ結婚や彼氏の噂はないようです。
男子プロ野球も年々、人気に陰りが見えてきており、巨人戦の地上波の中継もあまり見なくなりましたね。
女子と言えばソフトボールの方がイメージが強いですが、女子野球がこれからの野球界で人気を得ていくかもしれません。
加藤優さんのこれからの活躍に期待しましょう。