池江璃花子の成績が凄い!白血病で東京五輪出場は難しい?現在とは

競泳の池江璃花子さん。

数多くの大会で優勝を飾り、オリンピックのメダル候補として注目されてきましたが、2019年2月に白血病であることを告白し、現在は治療に専念しています。

そんな池江璃花子さんの経歴や今後についてまとめてみました。

池江璃花子は幼いころから凄かった

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池江璃花子(いけえりかこ)さんは、2000年7月4日生まれの18歳(2019年6月時点)で、東京都江戸川区出身。

専門は自由形とバタフライで、3歳で水泳を始め、5歳の時には自由形・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライで50mを泳げていたそうです。

スイミングスクールに通い、小学校3年生のころから全国レベルの大会に出場するようになり、中学校入学前に出場したジュニアオリンピック大会で優勝し、初めての全国優勝を経験しています。

 

快進撃を続ける「スーパー中学生」

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2013年4月に中学生になった池江璃花子さんですが、快進撃を続けていきます。

2014年春季のジュニアオリンピックでは、50m・100mで当時の短水路中学生記録を更新して優勝し、50mバタフライでも優勝を飾っています。

 

2014年4月の日本選手権には、50m・100m自由形、50mバタフライに出場。

中学生で決勝まで進んだのは池江璃花子さん1人だけで、他の決勝進出者は大学生以上でしたが、50m自由型で4位に入賞しています。

同年8月に行われた全国中学校水泳競技大会では、50m自由形では当時の中学記録を20年ぶりに更新し優勝。

その後も出場する大会で優勝し、記録も更新していきました。

まさに「スーパー中学生」ですね。

 

高校生になり、五輪メダリスト候補として期待される

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2016年4月に淑徳巣鴨高校に入学した池江璃花子さん。

入学早々に挑んだ第92回日本選手権(リオ五輪代表選考会)では、大活躍を見せ、日本競泳史上初めて7種目でのリオ五輪派遣が決定しました。

同年8月のリオ五輪では、100mバタフライ(5位入賞)・400mフリーリレー・800mフリーリレーで決勝に進みましたが、惜しくもメダル獲得はなりませんでした。

リオ五輪終了後もその強さは健在で、2017年4月の第93回日本選手権では、50m・100m・200m自由形、50m・100mバタフライの5種目で優勝し、初の日本選手権で5冠を達成しています。

 

2018年8月アジア競技大会ジャカルタに出場。

50m・100m自由形、50m・100mバタフライ、400mフリーリレー、400mメドレーリレーの6種目で優勝。

日本人初となるアジア競技大会6冠を達成し、大会MVPにも輝いています。

 

白血病が発覚し、治療を余儀なくされる

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2019年1月からオーストリア合宿を行っていた池江璃花子さんですが、2月に体調不良を訴えて帰国。

2月12日に自信のTwitterで白血病であることを告白し、このため、同年2月のコナミオープン水泳競技大会、4月の第95回日本選手権水泳競技大会などへの出場を全て取り止めて療養生活に専念することを余儀なくされました。

治療はどこまで進んでいるのか?

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白血病は「血液のがん」と言われていますが、池江璃花子さんの治療はどこまで進んでいるのでしょうか?

白血病に詳しい医師は、「白血病にはさまざまな種類があり、必要な治療法も異なります。池江さんの年齢や、報じられている症状を踏まえると恐らくリンパ性白血病だと推測されます。」と話しています。

5月に池江璃花子さんは、

日頃から沢山のはげましのメッセージ、お手紙など本当にありがとうございます。現在、治療は順調に進んでいます。普段、体調が良い時は、今までやらなかったぬり絵やパズルをやったり、映画を観たり、泳いでた時は出来なかったことを楽しむ、という生活を送っています

と新たに開設されたホームページにメッセージを寄せています。

2月に白血病を公表し、闘病生活を綴ってきましたが、3月13日に更新されたのを最後に更新が止まっており、久しぶりの声に多くのファンが喜んだことでしょう。

治療は一段落しているように見えますが、前述の医師は

「抗がん剤を投与している期間がきついのは当然なのですが、それ以外にも無菌室に閉じ込められている状況は非常にストレスがたまるんです。無菌室は基本的に面会謝絶状態。他人と会話もできず、たったひとりです。

話し相手がいないと将来への不安や病気による死の恐怖を抱くなど、ネガティブになってしまいがち。患者さんの中にはうつ病を併発してしまう方も珍しくありません。だからこそ、医師や周りの人間がしっかりとメンタルをケアしなければなりません」

つらい治療が続くことを明かしています。

白血病から復帰したスポーツ選手もいる!

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白血病になってしまうと復帰できないのではないかと思いがちですが、復帰したスポーツ選手もちゃんといます。

2018年11月には、サッカーJ2新潟のDFである早川史哉選手(24歳)が2年ぶりに復帰し、2019年シーズン契約も更新しています。

また、元プロ野球オリックスの岩下修一投手は、2001年に発症するも、1年のブランクを乗り越えて2002年に復帰し、翌2003年に2勝を挙げています。

芸能人でも、俳優の渡辺謙さん、女優の吉井怜さんも白血病を治療後に復帰し、精力的に活動しています。

池江璃花子さんも東京五輪には間に合わないかもしれませんが、無理をせずに治療し、復帰を目指して欲しいと思います。

復帰後の活躍にも期待しましょう。

池江璃花子

池江璃花子Twitter:https://twitter.com/rikakoikee

池江璃花子インスタグラム:https://www.instagram.com/ikee.rikako/

池江璃花子オフィシャルサイト:https://www.rikako-ikee.jp/