流行語大賞も受賞したパイレーツの二人
パイレーツといえば、今は「海賊」を意味するただの英単語に過ぎません。
1990年のなかば、パイレーツというお笑いコンビを結成した二人がいました。
西本はるかと浅田好未の二人です。
胸元を強調しカメラ目線で「だっちゅーの」と言って決めポーズをとる二人ですが、あまり笑いはとれなかったものの、インパクトが大きくテレビで一気に引っ張りだこに。
もともとルックスも良くてどちらかというとお笑い向きではなかった二人は、ボキャブラ天国という番組に出演しました。
そこでも面白さに関しては評価は低かったものの、「だっちゅーの」というセリフで笑いを取ることに成功。
のちに太田光は浅田好未を見て「挨拶ができるようになった」と、ブレイクした時の態度が悪かったことを語っています。
それでもブレイクした1998年は、流行語大賞も受賞し、翌年までテレビに出続けました。
2001年、パイレーツの解散
ルックスやスタイルが良いと言われていたものの、芸能界は並外れのビジュアルが必要なところ。
だっちゅーのは確かに流行となりましたが、それだけでは息は続かず、2001年には解散することになりました。
解散の理由は西本はるかが女優を目指すということから。
実はその後、浅田好未は事務所を移籍して宇恵さやかとパイレーツを結成させます。
ただし、流行語大賞にもなった「だっちゅうの」は封印しました。
その結果、バラエティ番組での出演は少なく、グラビアアイドルとして活動することに。
2001年に西本はるかと浅田好未のパイレーツは解散しましたが、その後に再結成されたパイレーツは2004年には再び解散することになりました。
しかし、実は2008年に一夜限りの再結成をしています。
その時は流行した当時の二人(西本と浅田)でした。出演した番組はやはりボキャブラ天国。
タモリにある程度評価されながら23点を獲得しました。(30点満点)
それ以来、現在までパイレーツは再結成していません。
現在のパイレーツ・西本はるか
国民的美少女コンテストで本線まで進んだほどの美貌をもつ西本はるか。
パイレーツ解散後は、女優に転身し、舞台などで主に活躍していました。
スレンダーな体系とルックスが評価され、グラビアもこなしていましたが、2006年には映画「闇の中」で濡れ場を演じます。
全部見えるシーンに挑戦したため、結構話題になりました。
その後は単発のテレビドラマなどにも出演を果たし、見事に女優転身が成功したと言えるでしょう。
ただ、2012年には子供には見せられないイメージビデオをリリースしました。
破格のオファーだったようで、パイレーツ解散後に一番の話題はコレでしたね。
現在もテレビタレントとして活躍中。
かつてほどの出演はありませんが、芸能人の交友関係も広く、ブログでもいろんな芸能人との交流を発信しています。
現在のパイレーツ・浅田好未
何度もパイレーツ時代に西本はるかとの不仲説が流れていますが、現在も親交があるようです。
パイレーツ解散後は2004年に有限会社NERUという会社を設立し、AFFECTIONというブランドでアパレル商品を販売します。
また、NERUはグラビアやタレントなどが在籍する芸能事務所としても機能していて、現在の所属タレントは浅田好未しかいませんが、かつては川村ひかるや来栖あつこなど有名なアイドルも在籍していました。
現在NERUはアクセサリーブランドとしてのみ機能している状態で、それでも業績は好調のようです。
浅田好未は2007年の元旦に入籍していて、2012年には出産もしています。
現在はクックパッドなどでママさんとしてレシピを公開しているなど、タレントとしてもアパレルブランドの社長としても大活躍中です。