野々村竜太郎元・兵庫県議会議員のその後と現在

野々村氏の略歴

1966年に大阪市で生まれた野々村竜太郎氏。

偏差値が高く、優秀な高校として知られる北野高校を卒業後は、関西大学の法学部に入学。

非常に優秀な成績を収めており、大学卒業後は兵庫県の川西市役所に就職しました。

 

市役所の職員も2007年には退職し、2011年に兵庫県県議選挙に立候補。4度目の挑戦にして初めて当選しました。

 

2017年に51歳になります。

見た目が若いため、30代と思われていた人も多いですが、経験豊富な元政治家です。

 

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号泣会見騒ぎ

まだ国民の記憶に新しいあの号泣会見は野々村元県議が48歳のときでした。

不正な政治活動費が発覚し、問い詰められてしまって記者会見を開き、号泣しながら会見を行ったのです。

「うわぁぁぁぁ!」

「この世の中を・・・!」

「変え た い!!」

精神状態がおかしくなっていたようですが、あまりにもインパクトが強すぎて、通常であれば全国的に話題になるほどでもない不正でしたが、日本国外でもこの会見の様子が放送されるほどでした。

 

暗に不正を認めていて、それで自分の強い意志をアピールしているという印象でしたが、兵庫県民、日本国民に届いたのは変わった人だということだけでした。

 

さらにこの号泣会見騒ぎの時期は、小保方さんの不正をしたと思われる研究で騒がれた時期。

不正が明るみになると、こういう社会的制裁が待っているということも、この頃から世間一般的に知られるようになった時期でもありましたね。

 

 

 

号泣会見のその後→刑事告発

不正の内容はたくさんありました。

・200回近くの日帰り出張が領収書がなく、それでも出張費を受けていた

・176万円分の切手を購入していた

・80万円以上の家電を政治活動費で購入していた

 

数億円という単位ではないのですが、かなりの金額が不透明であり、不正を指摘されました。

 

号泣会見のその後は、野々村議員が自ら辞職願いを出して、受理されます。

その後は刑事告発されることに。

 

家宅捜索も行われました。家宅捜索はもちろん令状が出ないと行われません。つまりこの時点で警察は野々村氏の不正をあらゆる観点から確実と踏んでおり、逮捕するための証拠を集めようという考えでした。

しかし、野々村氏は逮捕されませんでした。

 

多くの国民が逮捕されたと思っていましたが、逮捕されなかった報道は少なく、現在も前科はなく生きています。

 

ちなみに不正を指摘された案件のすべてにおいて、野々村氏は返金しました。

 

 

 

現在の野々村竜太郎元議員

野々村氏は逮捕されたと思われていますが、現在は普通に生活しています。

 

ツイッターや掲示板などでは多くの死亡説や良くないうわさが飛び交っています。

 

メディアの行き過ぎた報道は、あまりにも残酷でした。

本人は現在、ブログでこの報道に対して多くの抗議をしています。

 

また、兵庫県に対する愛情が変わっていないのがびっくり。

社会に貢献できるように生まれ変わると強い意志を表明していて、自身の不徳とはいえど、兵庫県と兵庫県民には必ず何かしらの形で貢献すると誓っています。

 

一方で、「兵庫県は私以外の県議は告訴しないのか」という意味深な発言をしていました。どうやらほかの県議でも不正や指摘されるべき点があることを野々村議員は知っているようです。

 

あまりにも有名人になりすぎてしまったため、現在はバイトもできない状況のようで、生活費はどう工面しているのかは謎。

今後は過去のような不正とは全く縁がない政治家に戻ることを志しているようです。

 

教養はどうかわかりませんが、学力もあり、社会経験も豊富なのでもう一度選挙に出て、当選したら今度は期待できるかもしれませんね。

これ以上は多くのバッシングは犯罪者ではないので皆さん、控えましょうね。