初代いいとも青年隊だった羽賀研二
羽賀研二といえば、色黒でイケメンというイメージが強いですが、マイケル富岡とかぶってしまいますよね。
現在は50代後半になりましたが、イメージ通り、昔からさわやかでイケメンでした。
沖縄市出身の羽賀研二は、高校時代にバスケットボールでインターハイに出場した経験を持っていたほどスポーツマン。
しかも5番をつけていたらしく、チーム内でもかなり上手い方だったそうです。
*バスケットは4番がエース的な役割で、その次に5番がチーム内の副キャプテン的な感じ。
身長は183㎝。顔だちもアメリカ人と日本人のハーフなので整っていて、芸能界に入ったきっかけはスカウトでした。
スカウトされるまでは羽賀研二はバスケで大学に進むことを意識していたそうですが、高校を卒業するとタレント活動を開始。
舞台などで最初は活躍してたんですけど、1982年に笑っていいともで初代のいいとも青年隊に抜擢されたことで一躍有名人になります。
ちなみに、本名は當眞美喜男。後述の事件により世間に本名が多く知れ渡ることとなります。
俳優・歌手としての活動
出演したドラマは年を追うごとにたくさん増えていき、知名度が上がるにつれて映画もたくさん出演しました。
【出演したドラマ・映画】
・遊びじゃないのよ、この恋は
・夏色のアルバム
・遠山の金さん
・八代将軍吉宗
・ストリートファイター
・ハンサムマン
・大失恋。(映画)
・池袋ウエストゲートパーク
・嫌われ松子の一生
・巌流島(映画)
以上は一部です。
とにかくイケメンとかハンサムの役どころが多く、CMでも「芸能人は歯が命」というセリフでキリッとした顔をしてコマーシャルに出ていたことがありました。
すこしチャラい感じもしますが、とにかく誰もが認める二枚目キャラって感じでしたね。
大ヒットはありませんでしたが、シングルも数枚リリースしていています。
2001年、羽賀研二未公開株詐欺事件
大きなニュースになったので有名ですが、羽賀研二は2001年に知り合いの会社社長に未公開株を売却する契約をして、不当に2億円以上の利益を得ました。
上場後に損したら元本は保証すると言っていましたが、その株の会社は上場することはなく、上場しなかったから保証はしないと言って連絡を絶ってしまったようです。
さらに元プロボクサーの渡辺次郎と俳優の吉川銀二、さらにそっち系の人たちと、だました相手の会社社長を恐喝しました。
この一連の事件でこぞって皆さん逮捕されてしまいましたが、2008年の公判では羽賀研二は無罪の判決。
しかし、大阪高裁は一審の判決を破棄して、羽賀研二に懲役6年の有罪判決を言い渡しました。しかも執行猶予はありませんでした。
この判決を不服として上告しましたが、最高裁もこの判決を支持したため、懲役6年が確定。
2013年から服役しています。
現在の羽賀研二は服役中。出所しても・・・
現在の羽賀研二は2013年の3月から服役しているので、まだまだ監獄の中です。
服役している場所は沖縄刑務所。
出身地である沖縄で2019年まで服役生活が待っています。
さらには、2011年に騙された社長が民事訴訟を起こしているので、出所後も3億9700万円の全額返還という地獄が待っています。
そもそも服役前に騙し取ったお金なので、いくらかは残っているのでしょうが、それでも厳しいでしょうね。
羽賀研二が出所をするときは58歳になっています。
出所をして余生をこのだましたお金の全額返済人生が待っているので、かなり過酷な人生が待っていそうです。
本当は騙していなかったということを期待したいのですが、恐喝は実際にあったことでしょうから服役で更生してまたテレビで活躍してほしいですね。