幽幻道士キョンシーズ
『幽幻道士キョンシーズ』や『未来!キョンシーズ』に出演していたスイカ頭役のリュー・ツー・ハンさんですが、幽幻道士作品で一躍有名になったテンテン役のシャドー・リューさんの実の兄ということでも有名でした。
キョンシー作品の制作開始当初では、テンテン役は決まっていたが、男の子たちの配役が決まっていませんでした。
そんな時、当時俳優だった2人のお父さん『リュウ・シャンチェン』さんは、誰かいい子はいないかという相談に、うちの息子は?と提案し、リュー・ツー・ハンさんはオーディションを受けることになりました。
無事オーデションを合格し、スイカ頭役としてキャスティングされています。
ちなみに妹のシャドー・リュウさんは、リュー・ツー・ハンさんと一緒にオーディションに来ていて、彼女を一目見たプロデューサーが『テンテン役は彼女しかいない』
と言いだしすでに決まっていた子からシャドー・リュウさんに急遽キャスティング変更という形でテンテン役になったようです。
父親の事業の失敗!?
リュー・ツー・ハンさんの妹のシャドー・リューさんは、幽幻道士が日本でヒットしたことと父親が俳優ということで特別扱いされることを嫌い活動拠点を日本に移しています。
1989年に日本に来日しており、日本の芸能界で仕事をしていましたが、そんな時に父親の事業が失敗してしまいます。
妹を心配し一緒に日本に来ていたリュー・ツー・ハンさんは、自分の寝る時間を削り工場やスーパーなどでアルバイトをし家計を支え、妹に苦労を掛けないように大奮闘していました。
シャドー・リュウさんは、横浜中華学院に入学しており、日本語を習っていました。学校に通いながらも自身の写真集やCDをリリースしており、『黒BUTAオールスター
ズ』というアイドルグループに所属しており、1993年から1994年までテレビやラジオなどでアイドルとして活躍していました。
しかし、日本は台湾よりも物価が高いことや外国人に対する差別などもあり、来日した5年後の1994年に2人一緒に台湾に帰国しています。
激太りからの俳優業再開
一時は100kgを超えるくらいに太っていたリュー・ツー・ハンさんですが、台湾に戻ってからはダイエットに成功しています。
また、俳優としても活動を再開しておりイケメン・トレンディー俳優の『ジョニー・リュウ』として台湾の芸能界では欠かせない存在になっています。
台湾版の『花より男子』の道明寺役としてオファーを受けたようですが、スケジュールの都合で出演はできなかったようです。
道明寺役をできなかったことを後悔しているように思われましたが、後悔はしていないようです。
スイカ頭の現在
スイカ頭のころのぽっちゃりな体系ではなく、ガッチリとした肉体派のイケメンへと変貌を遂げていました。
しかも、すでに結婚しており子供も一人います。
妹のシャドー・リュウさんも手伝っている『DOTEL』というラブラドール専門の犬舎兼ドッグホテル兼訓練施設を故郷の桃園に立ち上げており、俳優だけでなく事業家としても活躍しているようです。
俳優としても事業家としても成功をしていますし、いつかまた日本での活躍を期待したいですね。
ちなみに妹のシャドー・リュウさんは1994年に台湾に戻ってきてから高校を卒業し、自動車のリース会社の秘書として仕事をしていました。
2000年に台湾の芸能界に復帰しており、ドラマやバラエティ番組に出演し活躍していました。
2003年には、日本に戻ってきており芸能活動を再開しています。
松竹芸能東京支社に所属しており日本での活動も行っていました。
今は、『DOTEL』を手伝っているということなので台湾に戻っていると思われます。