平成で流行った「人気アイドルグループ」ランキングTOP10!

第5位 乃木坂46  (平成23年 ~ )

出典:音楽ナタリー

第5位は平成23年に結成された秋元康さんプロデュースのアイドルグループ「乃木坂46」です!

この「乃木坂46」は秋元康氏が生み出した“最初の坂道グループ”であり、公式ライバルの「AKB48」とは違う“エレガントで綺麗なお姉さん”をイメージした雰囲気がヒットしています。

メンバーが特例を除いてSNSを使用しない独特のスタイルもファンの間で話題になっています。

乃木坂46 『インフルエンサー』

昨年は平成最後の「レコード大賞」を獲得 (受賞は2年連続) するなど平成後期のアイドルシーンを席巻し、若いだけではない大人の女性やお嬢様感を上手くブランド化する事に成功しました。

ただ、メンバー自身も語るように“国民的ヒット曲が無い”のが唯一の弱点かもしれません。

 

第4位 BABYMETAL  (平成22年 ~ )

出典:Toy’s Factory

第4位は平成22年に結成された3人組のメタルダンス・ユニット「BABYMETAL」です!

コンセプトの「アイドルとメタルの融合」が日本よりも海外で高く評価されたのは稀有な例です。

2018年 (平成30年) 10月19日にYUIMETALこと水野由結(みずのゆい)さんが健康上の理由と”自分の夢に向かって進みたい”事情もあって脱退し、現在は2人で活動をしています。

BABYMETAL – メギツネ – MEGITSUNE (OFFICIAL)

活躍の場は日本に留まらず、近隣のアジアだけではなくアメリカやヨーロッパのフェスで結果を残し、現在では毎年の様にワールドツアーを開催して世界を飛び回っています!

平成期間で最も海外へ発信し、実績を残したグループなのは間違いないと思いました。

 

第3位 ももいろクローバーZ  (平成20年 ~ )

出典:livedoor NEWS

第3位は平成20年に結成された6人組の個性派アイドル・ユニット「ももいろクローバーZ」です!

キャッチコピーは結成当時は全員が学生であった事もあり“週末ヒロイン”として土日中心の活動をスタートさせ、今も昔もライブを原点とした活動スタイルを貫いています。

現在は2人(早見あかりさんと有安杏果さん)が卒業をして残った4名で活動をしています。

【ももクロMV】泣いてもいいんだよ / ももいろクローバーZ(NAITEMO IINDAYO/MOMOIRO CLOVER Z)

ファンを「モノノフ」と表現しており、一般層だけでなく著名人のファンが多い事でも有名です。

現在はメンバー各自がライブやイベントの合間を縫って個人の仕事(女優やラジオなど)を行っており、アーティストとしてだけでなく新たな一面を見せ続けています!

 

第2位 モーニング娘。  (平成9年 ~ )

出典:アップフロントワークス

第2位は平成9年にオーディション番組から選ばれたメンバーで結成した「モーニング娘。」です!

元々は本来の最終選考で不合格組となった5名の敗者復活の要素が大きく、番組の企画「CDを5日間で5万枚売る」を達成して”つんく♂”さんプロデュースでアイドルデビューしました。

ちなみに、オーディションの優勝者・平家みちよさんは特にブレイクする事なく消えました。

モーニング娘。 『ザ☆ピース!』 (MV)

アイドルグループに「オーディションでメンバーを追加する」仕様は現在のアイドル界では常識となっていますが、”モー娘。”の活躍がシステムの定着に寄与したのは間違いないでしょう。

初期~中期メンバーの卒業後はグループとしての勢いが落ちていると言われていますが、活動を通じてアイドル界に与えた影響は大きく、平成を代表するグループなのは間違いありません。

また、黄金期のOG達が今でも芸能界の様々な分野で活動し続けているのも特徴です!

 

第1位 AKB48グループ  (平成17年 ~ )

出典:別冊 宝島

第1位は平成17年に”会いに行けるアイドル”をコンセプトにして結成したグループ「AKB48」です!

飛び抜けたビジュアルの持ち主では無い子を意図的に選び、アイドルらしくない子がアイドルになって行く「サクセス・ストーリー」をテーマとしたグループです。

AKB48の成功に伴い名古屋や大阪、福岡など日本各地に系列グループが作られました。

【MV full】 RIVER / AKB48 [公式]

2010年11月と2013年3月には「世界一人数の多いポップグループ」としてギネス世界記録に認定され、様々なタイプの女性が在籍している多様性も人気の源になっています。

しかし、世間や同業者からCDに握手券や投票券を付属させる「AKB商法」についての風当たりはかなり強く、一部のファンによるグッズの転売や窃盗のトラブルも多くありました。

また、平成の最後に発覚した「山口真帆さんに対する暴行事件」はAKB商法や運営体制の歪が生み出した事件であり、ファンだけでなく一般社会に対して大きな影響を与えています。

良くも悪くも平成のアイドルグループで大きな話題となったAKB48ですが、メディアでは妹分である坂道グループの後塵を拝し、様々なスキャンダルやNGT事件もあって人気の下落は止まるどころか加速しており、厳しい見方をすれば“平成で大きな使命を終えたグループ”なのかも知れません。